HX 活用事例
HXシナリオを描く
HX視点によって創られたサービスが具体的にどのようなものなのかより具体的にイメージしやすいように、サービスの体験シナリオをマンガにしました。
このマンガでは、デンソーが提供するサービスによって、サービスの直接の使用者となる主人公のみが価値を享受するだけでなく、サービスを直接使用しない人々や社会も、価値を享受していくストーリーになっています。
直接の使用者の体験のみを意識した画面内のデザインにとどまらず、このストーリーのような様々なステークホルダーを考慮したHXシナリオを描き、デザインし続けていけば、きっとデンソーの目指している「幸福が循環する社会」を実現することができるのではないかと私たちは思っています。
マンガ解説
従来のUX視点によるUI開発
UIを通したサービスの体験価値を享受するステークホルダーには、UIの直接の使用者だけでなく、UIを通したサービスによる体験価値を間接的に享受する社会など、さまざまなステークホルダーがいます。
直接の使用者のみを配慮したUI開発の場合(UX視点によるUI開発)配慮されていないステークホルダーには弊害が生じる可能性があります。
配慮されていないステークホルダーに弊害が生じた場合、ステークホルダーから見放され、サービスを作り直す手間も発生し、「幸福循環社会」を実現できなくなるのではないでしょうか。

これからのUI開発
このHXシナリオで描かれているサービスにおいては、サービスの直接の使用者となるクルマのドライバーだけでなく、サービスを直接使用していない様々なステークホルダーにも間接的に価値を提供しています。
HX視点によって様々なステークホルダーに配慮し、体験価値の提供範囲を広げることで、単発的な価値提供だけでなく、より継続的に価値提供し続けることができ、将来的に「幸福循環社会」を実現できるのではないでしょうか。

思考を反転させる
価値の提供範囲を広げると同時に、社会に実装した際の反動にも目を向けます。反動によるマイナス面をゼロにするだけでなく、マイナス面からプラスの価値を探り、より魅力的な価値を提案します。









